楽天モバイルは、MNOとして事業を開始し「Rakuten UN-LIMIT VI」の1プランで無制限に使うことができるとしています。データ容量を多く使われる方にとっては、魅力的なプランとなりますが、本当に速度制限が無いのか気になるところではありますが、状況によっては速度制限が実施されるケースもあります。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」プランではデータ量無制限で利用可能
出典:https://network.mobile.rakuten.co.jp/
楽天モバイルはMNO事業者として移動通信サービスを開始して以降、利用者も増えています。同社は「Rakuten UN-LIMIT VI」プランの1プランのみを提供しており、毎月の利用データ量に応じて4段階制のプランとなります。
データ量が1GBまでは1回線目に限定となりますが0円で利用可能です。1GB超3GBまでは1078円(税込)、3GB超から20GBまでは2,178円(税込)、20GBを超過しても50GB使用しても、100GB使用しても3,278円(税込)で無制限で利用可能なプランです。
ただし、こちらが適用されるのは楽天モバイルの通信網を利用した場合に限定され、なおかつ、通常の使い方であることが条件となります。
楽天モバイルで速度制限が実施されるケース
楽天モバイルを利用していて通信速度制限が実施されるケースとしては以下3つがあります。
1.楽天モバイル以外のKDDI回線を利用している場合
楽天モバイルはMNOとして通信サービスを開始したばかりになりますので、自社の基地局を現在整備を進めている段階です。そのため、自社回線の整備未完了の地域ではKDDIの回線を利用しています。
KDDIの回線を利用する場合は、毎月のデータ量は5GBまでとなりますので注意が必要です。5GBを超えた際の通信速度は最大1Mbpsに制限されます。
2.海外でデータ通信を利用している場合
楽天モバイルでは、海外でのデータ通信利用も「Rakuten UN-LIMIT VI」プランの範囲内で利用でき、別途料金は不要になります。ただし、海外の場合は月あたり2GBまでの制限が実施されます。2GBを超えた場合は、通信速度最大128kbpsとなります。
3.1日あたり10GBを目安にデータ量を使用した場合
楽天モバイルの回線を利用していても、1日で使うデータ量がかなり多い場合は通信速度制限が実施される場合があります。その目安としては10GB前後であるとしています。
1日で10GBまで使うことは通常の使い方ではあまりないかと思いますが、動画の視聴や近年多いテレビ会議などを多く実施した場合など10GBを超えてしまい速度制限が実施されることもありますので注意が必要です。
契約時は楽天モバイルの利用可能地域の確認必須!基地局の整備状況は?
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楽天モバイルは、MNO事業者としてサービスを開始したばかりで、現在早急に基地局整備を進めています。速度制限無しで快適に使いたい場合は、契約前にかならず利用するであろう地域における楽天モバイルの利用可能地域を調べておくことが重要です。
楽天モバイルでは、利用可能地域の地図を公開しています。楽天モバイルの利用可能地域はやや分かりづらい部分のもありますが、濃い桜色の部分が利用可能地域となります。逆に薄い桜色の地域はKDDIの基地局で利用可能な地域となります。楽天モバイルの利用可能な地域となっていても、場所によって電波状況が悪くなKDDI回線に接続される場合もありますので注意が必要です。
楽天モバイルでは、基地局の整備を急ピッチで勧めており、総務省に届け出ている契約では2021年内には人口カバー率50%を予定としていましたが、同社によると年内には人口カバー率90%を超えるとしており、前倒しで整備を進めています。
「Rakuten UN-LIMIT VI」プラン加入から3ヶ月無料!解約料も無し
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楽天モバイルは、データ量無制限で利用可能ではありますが、一部例外もありますのでその点留意するとデータ量を気にすることなくお得に利用することが可能です。
また、楽天モバイルでは前述したとおり、データ量1GBまでであれば月額0円で利用可能である他、新規加入の特典としてプラン料金が加入してから3ヶ月間無料で利用できる特典を用意しています。
また、申し込み時の初期費用と、万が一満足できず解約する際の解約手数料と番号そのまま他社に移る際のMNP手数料が無料となりますので安心して利用を開始できると言えます。
楽天モバイルの詳細や申込みは以下の公式サイト、詳細なサービス内容を知りたい場合は詳細記事をあわせて御覧ください。