近年のスマートフォンでは、端末がルーター代わりとして機能するテザリング機能を備えています。テザリングは国内の携帯事業者3社では既に定額で利用できるようになりましたが、から格安SIM(MVNO)を検討する場合、テザリングの利用有無について確認しておくことが重要になります。今回は、格安SIM(MVNO)でテザリング機能は利用できるのか紹介します。
テザリングとは?
テザリングとは、携帯電話やスマートフォンのルーター機能を使い、無線LAN(WiFi)もしくはUSBケーブル、Bluetoothを使って、PCやタブレット端末でインターネットを接続できる機能です。
インターネットは携帯電話やスマートフォン(携帯端末)が接続している携帯通信回線を利用し、携帯端末で無線LANやUSBケーブル、Bluetoothなど、PCと接続する通信媒体の種類に応じて、携帯通信回線からの信号を変換することで、テザリングが利用できます。
テザリングの機能は、近年のスマートフォンに限定した機能ではなく、過去に発売されていた従来型の携帯電話でも利用できる機能でしたが、パケット定額サービスの対象外になっていたことで、利用者は多くありませんでした。
近年では、3Gの拡張版であるHSPAや4G(LTE)など高速通信が利用可能になったことで、携帯事業者各社ではテザリング機能の定額利用が可能になりました。
格安SIM(MVNO)でもテザリングは利用できる
携帯事業者3社ではテザリング機能を利用することができますが、格安SIM(MVNO)を利用する場合でも大半の事業者はテザリングを利用することができます。
格安SIM(MVNO)の場合は、データ通信量に応じて料金プランを選ぶことができますが、テザリングを行った場合でも使ったデータ通信量は使用分に含まれます。そのため、テザリングを利用を検討している場合は、テザリングでどれだけデータ通信を利用するのかを考慮した上で料金プランを選ぶ必要があります。
テザリングは、携帯端末側でインターネット閲覧するのに比べて、通信量が多くなる傾向にあります。そのため、テザリングを利用して何をしたいのかを明確にし、普段使いデータ通信量はどれぐらい使っているかを調べておくことをおすすめします。
プラン | 音声通話(SMS)とデータ通信 | データ通信とSMS | データ通信のみ |
---|---|---|---|
1GB | 1,400円 | 提供なし | 提供なし |
3GB | 1,600円 | 1020円 | 900円 |
6GB | 2,150円 | 1,570円 | 1,450 円 |
12GB | 3,400円 | 2,820円 | 2,700円 |
20GB | 5,200円 | 4,620円 | 4,500円 |
30GB | 7,450円 | 6,870円 | 6,750円 |
BIGLOBEモバイルの料金プラン
例えば、BIGLOBEモバイルの場合は、データ通信量1GB、3GB、6GB、10GB、20GB、30GBの6つのプランから選ぶことができます。テザリングを高頻度で使い動画閲覧も行なうという場合は10GB以上のプランを検討することをおすすめします。テザリングを利用してときどき外出先でPCでインターネットの閲覧や電子メールを中心とした利用の場合であれば6GBあれば十分でしょう。
テザリング利用時の注意点
スマートフォンでテザリングを利用する場合の注意点として、データ通信量が大きくなることと、電池の消費が早くなる、事業者によって別途申込みが必要になる場合があるの3点があります。
データ消費量が大きくなる
テザリング機能を利用した場合、携帯電話やスマートフォン単体で通信するのと比べて、PCなどは情報量が多いことなどからデータ消費量が大きくなる傾向にあります。そのため、テザリングの利用頻度や用途を明確にした上で、ご自身にあった料金プランを選ぶことが重要です。
電池の消費が早くなる
テザリング機能を利用する場合、携帯回線と常時接続し、利用する接続機器と通信を高頻度で行なうことから電池の消費が早くなり、すぐに電池切れを起こすこともしばしばあります。事前に電池を満充電にしておくか、状況に応じて充電しながら利用するなど電源が確保できる環境で利用することも重要です。
格安SIM(MVNO)事業者によっては別途申込みが必要な場合も
テザリング機能を利用する場合、格安SIM(MVNO)事業者によっては別途申込みが必要な場合があります。テザリングを検討している場合は、申込み前にテザリング利用について確認しておくことが重要です。