格安SIM(MVNO)で国際ローミングは利用できる?

格安SIM(MVNO)に乗り換える場合、仕事や旅行などで海外に出かける場合において普段の電話番号が渡航先でも利用できるのか気になります。今回は、格安SIM(MVNO)において、国際ローミングサービスを受けられるのか解説します。

国際ローミングサービスとは?

国際ローミングサービスとは、海外にでかけた際に、ご自身が契約している通信事業者から付与された普段の電話番号で渡航先においても国内と同様に通信サービスが受けられるサービスです。

国内で契約した携帯回線は、国内のみでしか通信網を整備しておらず、通信網が構築されていない海外ではサービスを受けることはできませんが、携帯事業者と海外の携帯事業者との間で相互乗り入れの契約を締結することで、該当の回線利用者は、渡航先でも、特別な設定をすることなく、普段利用している携帯電話番号を使って通信サービスが利用できます。

海外で利用できるサービスとしては、音声通話の他、SMS、MMS、データ通信など国内で利用しているサービスは一通り利用できます。ただし、国内で利用するのと比べて料金が割高になる短所があります。

格安SIM(MVNO)でも国際ローミングは利用可能だが音声に限定される

格安SIM(MVNO)を利用する場合においても、国際ローミングを利用することはできます。ただし、格安SIMの場合、国際ローミングで利用できるサービスとしては、2020年12月時点において音声通話とSMSの利用に限定されることが殆どです。

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そのため、データ通信に限定しているデータSIMの場合、海外に持っていってもサービスを受けることができません。あくまでも、国内で普段利用している電話番号をいつでも受けられるようにする目的で利用することが望ましいといえます。

また、格安SIM(MVNO)事業者によっては、国際ローミングを利用する場合、事前に申込みが必要な場合がありますので、海外に出かける機会が多い方は、専用ページなどで国際ローミングが有効になっているか確認しておく必要があります。

データ通信の利用は海外WiFiレンタルもしくは現地SIMを活用

格安SIM(MVNO)では、2020年12月時点ではデータ通信の利用はできませんが、現地でインターネット接続を行いたい場合は、宿泊施設や飲食店、駅、空港などの公共施設で提供している公衆無線LANサービスを利用するもしくは、日本で事前に海外で利用可能な持ち運び用WiFiルータを借りる、現地の携帯事業者でデータ通信が利用可能なプリペイドSIMカードを入手して利用する方法があります。

海外の持ち運び用WiFiルーターは、グローバルWiFiなど複数の事業者が提供しており、渡航前に申込み空港窓口で受け取り、帰国時は専用ポストへ投函して返却する方式となっており、簡単に利用できます。

例えば、HISモバイルでは、海外向け通信サービスとしてHISモバイルWiFiを提供しており、国内の主要空港で受取と返却が可能で、米国と中国であれば補償込で1日あたり1,430円(税込)で利用できます。

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プリペイドSIMカードを入手する場合は、予め端末のSIMロックを解除しておく必要があります。格安SIMでSIMフリー端末を利用している場合は不要です。また、設定などはご自身で行う必要がありますのである程度の語学力と技術力が必要になります。

ご自身のスマートフォンが渡航先の電波に対応している必要がある

海外でスマートフォンを利用する場合、渡航先が利用している電波(規格)や周波数に対応している必要があります。国内で使えても、渡航先で採用している通信規格や周波数に対応していない場合は、端末を持っていっても利用することはできません。

携帯電話の通信回線は、GSMやW-CDMA(3G)、LTE、5Gの通信規格が採用されており、世界では周波数の違いなどはありますが、概ね共通した規格が採用されています。

2020年時点において、国内で発売されているスマートフォンは、GSMとW-CDMA(3G)、LTEに対応しており、主要国であれば利用できるようになっていますが、少し古い端末などになると独自規格や一部の通信規格や周波数にしか対応していない場合もあります。

渡航前に、ご自身が使用しているスマートフォンでどの通信規格が利用できるのか説明書やインターネットで調べ、渡航先の国で採用されている通信規格に対応していることを確認すると良いでしょう。