格安SIMで利用するスマートフォンを安く調達する3つの方法

格安SIM（MVNO）を利用する場合、端末を回線契約と合わせて調達することもできますが、別々に調達することもできます。特に、国内で人気が高いiPhoneなどを利用する場合は、取り扱いの観点から別途調達する方が多いかと思います。しかしながら、近年端末の料金も高くなっており、個別に購入するとなれば数十万円の出費も発生します。今回は格安SIMを利用するに当たり端末を安く調達する方法を解説します。

格安SIMでは端末をご自身で調達する必要がある

格安SIM（MVNO）を利用するに当たり、利用するスマートフォンを調達する場合は、ご自身で調達する必要があります。

近年では格安SIM事業者においても、安価な端末と回線をセットで販売している事業者も増えていますが、国内で人気が高いiPhoneであれば、ラインナップを考えると、別途調達する必要性が生じます。

iPhoneは現在、Appleの直販や直営店で単体で購入が可能な他、ヨドバシカメラといった大手家電量販店においても単体で購入できるようになりました。ただし、単体で購入するとなれば、近年のiPhoneは数十万円の費用が発生します。

また、以下記事で紹介していますが、最新のiPhone13であれば楽天モバイルが一番安価に購入することができ回線契約が無くても単体で購入が可能です。

関連記事

携帯通信4社のiPhone 13シリーズの価格を徹底比較！4社の中で楽天モバイルが最安値に

Appleから2021年9月16日よりiPhone 13シリーズが発表となりました。国内の携帯通信4社も取り扱いを表明しており、各社の販売価格も明らかになりました。今回は携帯通信4社のiPhone 13シリーズの価格を比較してみましたので紹[…]

これまでは、大手通信事業者で回線と合わせて分割払いで購入することが可能でしたが、格安SIMで別途調達する場合は一部を除くと分割で高額な端末を購入ができませんので、可能な限り安く調達できる端末や方法を模索する必要があります。

格安SIM事業者で回線と合わせて購入する

とにかく端末は何でも良いので安く調達したい場合は、回線契約をする際に回線と端末をセットで購入することです。端末価格は1万円から3万円程度と手頃な価格が多く、不定期でキャンペーンとして1円から販売していることもあります。

また、格安SIM事業者では、大手通信事業者と同様に通信料金と合わせて分割で支払うことも可能となります。

例えば、NTTコミュニケーションズのOCN モバイル ONEでは、SonyのXperiaや中国のXiaomiなどが3万円台で購入できます。また、同社では中古iPhoneも扱っています。

また、MNPでの乗り換えも合わせて検討している場合は、MNP利用で割引を提供している場合もありますので、定期的にチェックしてみるのも良いでしょう。

中古販売店で端末を調達する

格安SIMで端末を安く調達したい場合の選択肢の一つとして、中古販売店で安く調達することも可能です。

近年では中古スマートフォンを扱う店舗も増えており、ソフマップやじゃんぱらといった中古PCを扱う販売店に出向くと、最新の中古スマートフォンも多く取り扱っています。

中古となると、一旦人の手に渡って使われているものも多いですが、中には使われること無く、回線契約を目的に購入した端末などが中古として流通している端末もありますので、販売店を回ってみるのも良いでしょう。

大手通信事業者に一旦MNPで乗り換えて端末を安く調達する

最新の端末を安く調達したい場合は、最新の端末の取り扱いが多い大手通信事業者に一旦MNPで乗り換えて端末を調達することもできます。

最新でも一つ前のモデルであれば、ヨドバシカメラといった家電量販店などでは番号乗り換えで端末価格を大幅に割り引くキャンペーンと不定期で実施していますので、時々足を運んで確認するのも良いでしょう。ただし、契約時は条件などがありますのでよく確認の上契約することが重要です

また、近年では大手通信事業者でも契約期間の縛りなども無くなってきていますので、端末を調達し大手通信事業者の回線契約を再度格安SIMにMNPで乗り換えることも容易になっています。

通信事業者のオンラインストアでもMNPによる割引を不定期に提供しています。ソフトバンクオンラインショップでは、対象機種の購入でMNP利用でWEB割として2万1600円割引を提供しています。