eSIM契約時によく聞くeKYCとは何か?その概要と仕組みをわかりやすく解説

格安SIMや大手通信事業者の格安プランを契約する際、eSIMでの契約を選択する場合、eKYCと呼ばれる本人確認を行います。通常であれば本人確認書類を送るという作業が必要になりますが、eKYCではそれが不要でスマートフォン1台ですぐに本人確認が可能です。今回はeKYCによる本人確認システムの概要とその仕組についてわかりやすく解説します。

eKYCとは電子的に本人確認を行うシステム

eKYC(イー・ケイ・ワイ・シー)とは、電子的に本人確認を行えるシステムのことです。英語では「electronic Know Your Customer」と呼び、その頭文字をとってeKYCと呼んでいます。

英語を日本語に直訳すると、「電子的に顧客を知る」となりますが、電子的なシステム(オンラインシステム)を使用して顧客の本人確認を行うことです。

これまで本人確認を行う場合は、対面で質問する、本人確認書類を提出させるといった方法が一般的でしたが、eKYCを利用することで、オンライン上で本人確認が可能となります。

eKYC導入で本人確認書類の写しを郵送する必要がなくなる

eKYCを導入することで、オンライン上でサービスの契約を行う場合において、本人確認が申込時と同時に可能となりますので、後日、本人確認書類を郵送する手間や時間を削減でる利点があります。

また、申込みと本人確認を電子的に実施しますので、申込後すぐにサービスを受けることが可能になります。

これまで、オンライン申込みでも、後日、本人確認書類の写しの郵送が求められて、サービスが利用できるようになるまで1週間ほど掛かってしまうことも多くありました。また、近年ではスマートフォンで本人確認書類を移してアップロードするという方法も増えましたが、最終的には人間の目で本人確認を行いますので、サービスの利用に時間を要していました。

eKYCでは、本人がどうかの確認も電子的に実施しますので、確認に時間を要することはありません。

eKYCを利用する場合、本人確認書類の撮影とご自身の顔を撮影して認証する

eKYCを利用して本人確認を行う場合、サービス提供会社が指定する本人確認書類を予め準備を行い、本人確認を実施するタイミングで該当する本人確認書類を撮影します。その後、ご自身の顔写真を指示に従って撮影する必要があります。

顔写真は正面だけではなく、横顔(左右)など、指示に従って動いた上で撮影が必要になります。

撮影された本人確認書類と顔写真を電子的に読み取り、本人であるかどうかを確認し、問題なければその場で確認が完了となります。
しかしながら、サービスによっては顔写真の認識が悪い場合もあり、精度向上は今後の課題となりそうです。

eKYCを利用した本人確認で申し込み可能な格安SIM事業者

格安SIM事業者においてもeKYCを利用して本人確認が可能な事業者が増えています。端末内にSIMカードが内蔵されたeSIMに対応したスマートフォンが増える中、それに合わせてeKYCを利用して本人確認が可能になってきています。

大手通信事業者では格安プランであるNTTドコモの「ahamo」やKDDIの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」でeKYCを利用した本人確認が可能です。楽天モバイルワイモバイルUQモバイルにおいてもeKYCが利用可能です。

IIJmioについてもeSIMでの契約は可能ですが、2021年10月時点で音声契約に対応しておらず、データ契約のみとなっています。同社では音声契約の場合は本人確認書類が必要ですが、データのみの場合は本人確認書類は不要となっています。

NTTドコモ ahamo

https://ahamo.com/

NTTドコモはahamoブランドで、データ量20GBまで2,980円(税込)で利用できるプランを提供しています。さらに、5分以内の無料通話が包括されており、5分以内の通話であれば無料で利用できます。また、データ量20GBは国内だけではなく海外でも同料金プラン内で利用可能です。申込時の事務手数料は無料の他、2年契約といった契約期間の縛りはありません。

NTTドコモ ahamo
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ahamo新規・MNP

回線 NTTドコモ
月額料金 2,980円(20GB)
5分間無料通話分込!
最低利用期間 契約期間・解約料金無し

ソフトバンク LINEMO

ソフトバンクはLINEモバイルを子会社化して新たな格安プランとして「LINEMO」を提供しています。月のデータ量3GBで月額990円(税込)で利用可能なミニプラン、データ量20GBで2,728円(税込)のスマホプランから選べます。LINEに関わるデータ利用については、データカウントの対象外となりますのでLINEを多く利用するかたにおすすめです。

LINEMO
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LINEMO

回線 ソフトバンク
月額料金 ミニプラン:990円(3GB)
スマホプラン:2,728円(20GB)
最低利用期間 契約期間・解約料金無し

楽天モバイル

https://network.mobile.rakuten.co.jp/

楽天モバイルでは、契約時に通常のSIMカードの契約に加え、eSIM対応端末であればeSIMでの契約も可能です。利用料金は従来料金同様で利用でき、データ量0GBから1GBまでは0円(2回線目以降は990円)、データ量1GBから3GBまでは1,078円(税込)、データ量3GBから20GBまでは2,178円、データ量20GB超過しても3,278円(税込)で利用できます。

楽天モバイル
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回線 自社回線(一部KDDI)
月額料金 音声通話付:0円(1GB)~3,278円(20GB~)
最低利用期間 最低利用期間の定め無し

ワイモバイル

https://www.ymobile.jp/

ワイモバイルでは、通常のSIMカード契約に加え、eSIMでの契約を選択できます。契約時はワイモバイルオンラインストアを利用することで事務手数料無料で手続きが可能です。料金プランはデータ量3GBのシンプルSが2,178円(税込)、データ量15GBのシンプルMが3,278円(税込)、データ量25GBのシンプルLが4,158円(税込)で利用できます。

ワイモバイル
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回線 自社回線
月額料金 シンプルS:2,178円(3GB)
シンプルM:3,278円(15GB)
シンプルL:4,158円(25GB)
最低利用期間 最低利用期間の定め無し

UQモバイル

https://www.uqwimax.jp/mobile/

UQモバイルは2021年9月よりeSIMによるサービスを開始しました。UQモバイルのオンラインショップおよび取扱店で申し込みが可能です。契約時の初期費用は3,300円が必要です。eSIMを再発行する場合はmyUQモバイルを利用する場合は無料、店頭の場合は2,200円の手数料が発生します。

UQモバイル
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UQ mobile 【ALL CONNECT】

回線 KDDI(au)
月額料金 音声通話付:1,628円(3GB)~
最低利用期間 音声通話、データ通信ともに最低利用期間の定め無し