ドコモ home 5Gは5Gエリア外でも使える?対応通信規格と周波数を紹介

ドコモから販売されている第5世代移動通信「5G」回線を利用した、固定型のホームルータ「ドコモ home 5G」は、工事無しで購入した当日から利用可能であり注目が集まっている状況ですが、現状として5G回線は整備途中であり、利用可能地域はまだまだ限られいるのが現状です。今回はドコモ home 5Gを検討している方に5Gエリア外で利用可能なのか、また対応する通信規格と周波数を調べてみましたので紹介します。

ドコモの5Gホームルータ「home 5G」の概要

NTTドコモより、第5世代移動通信サービス「5G」回線を利用したホームルータ「home 5G HR01」が発売されました。

名称の通り、下り最大4.8Gbopsの超高速通信が利用可能な「5G」に加え、下り最大1.7Gbps既存のLTE(4G)回線も利用可能です。移動通信サービスを利用するため、光回線を自宅に敷設するのとは異なり工事が不要となり、購入した当日から自宅のコンセントに電源を差し込むだけですぐにサービスを利用できます。

ルータ本体からは、有線LANの接続口が1基搭載されている他、無線LAN(WiFi)通信としてWi-Fi6(IEEE802.11ax)規格に対応しており、最大65台までであれば、PCやスマートフォン、タブレットなど多彩な端末と接続してインターネットを楽しむことができます。

関連記事

NTTドコモより、ドコモの第5世代移動通信サービス「5G」を使ったホームルータ「home 5G HR01」が登場しました。これまで自宅にインターネット回線を引く場合、工事が必要であったりと何かと手間がありましたが、ドコモ home 5Gは工[…]

ドコモ home 5Gは5Gエリア外ではLTE(4G)で利用可能!

ドコモ home 5Gは、前述した製品概要でも記載しましたが、5G回線に加え、下り最大1.7GbpsのLTE(4G)回線でも利用可能です。

そのため、たとえ利用する場所が5Gの利用可能範囲外であった場合でもLTE(4G)での接続が可能となります。下りの通信速度も最大1.7Gbpsであるため、4Gであっても光インターネット並の高速インターネットを楽しむことができます。

また、LTE(4G)対応でありますが、通常の携帯電話やスマートフォンとは異なり通信速度制限がありませんので、データ量を気にすること無く利用できます。

一方で、W-CDMA(3G)回線には非対応となりますので、5GやLTE(4G)の利用可能範囲外もしくは電波が微弱である地域や場所での利用は難しくなります

ドコモ home 5Gの対応通信規格と周波数

ドコモ home 5Gは、5GとLTE(4G)回線に対応していますが、対応通信規格と周波数は以下の通りとなっています。

通信規格対応周波数
5Gn78(3.7GHz)、n79(4.5GHz) ※ミリ波n257(28GHz)には非対応
4G(LTE)バンド1(2.1GHz)、バンド3(1.7GHz)、バンド19 (800MHz)、バンド21 (1.5GHz)、バンド28 (700MHz)、バンド42
(3.4GHz,3.5GHz)
3G(W-CDMA)非対応

5Gは、n78(3.7GHz)、n79(4.5GHz)に対応し、ミリ波であるn257(28GHz)には非対応です。LTE(4G)については、バンド1(2.1GHz)、バンド3(1.7GHz)、バンド19 (800MHz)、バンド21 (1.5GHz)、バンド28 (700MHz)、バンド42(3.4GHz,3.5GHz)に対応し、ドコモで利用可能な周波数帯はすべて対応済みです。

5Gについての詳細は以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

関連記事

第5世代の高速通信サービス「5G」の提供が携帯通信事業者各社で広がっています。5Gと聞いてなんとなく高速で通信が可能であることはわかっているが、現行の通信サービスと何が違うのか疑問に思っている方も多いかと思います。今回は第5世代高速通信規格[…]

ドコモ home 5Gは5Gエリア内でも場所によって電波が届かない場合も有り

ドコモ home 5Gは5G回線が利用できれば超高速で快適なインターネットが利用できますが、注意点としてはドコモが公開している利用可能地域を公開している地図上で5Gの利用可能範囲とされている地域であっても電波状況によって5Gが利用できない場合があることです。

こちらは、5Gに限ったことではありませんが、5Gの場合は前述したとおり、周波数が既存のLTE(4G)や3Gに比べて高いのが特徴です。
周波数が高いため、高速通信が可能になる一方で、周波数が高くなればなるほど直進に電波が放射される傾向にあるため、建物の中や丘陵地域などで入り組んだ地域など利用可能範囲内であっても電波が入らないことも大いに考えられます。

一方で、LTEの場合はバンド19やバンド28など低周波数が利用可能であるため、ある程度奥まった場所などでも電波が届きやすい傾向にあります。

5GやLTE(4G)の利用可能地域についてはNTTドコモのホームページをご覧ください。

今回特典として、下記申込みサイトより、ドコモ home 5Gを新規申し込むと、通信回線開通確認後翌々月末に現金15,000円をキャッシュバックする特典を用意しています!home 5Gのサービス詳細および申し込むは以下のサイトよりお願いします。

ドコモ Home 5G

ドコモ home 5G

ドコモの5G回線を利用したホームルータです。工事不要でコンセントを指すだけで自宅でブロードバンド環境が実現します!

・下り最大4.5Gbpsと超高速通信を実現
・月額4950円で使い放題!
・工事不要でコンセントを指すだけで使える!
・月々サポート適用で3年で端末代金が実質無料
・契約期間の縛りや解約手数料は無し