格安スマホを使っている人は金持ちが多い理由は？

格安スマホに乗り換える方が増えています。しかしながら、格安スマホは一体どういった人が利用しているのか気になる方も多いかと思いますが、格安スマホは料金がやすいためお金がない人が使っているのではないかと思う方も多いですが、実は格安スマホはお金を持っている方が多いことがわかりました。今回はその理由について調べてみました。

お金持ちとはどういう状態のことか？

はじめにお金持ちとはどういう状態の人を指すのかについて考えてみます。一般的にお金持ちというと、高級な車に乗っている、豪邸に住んでいるといった印象を持っている方が多いですが、実はそのような方はお金持ちであるとは限りません。

高級な車に乗る、大きな家に住むためには、必要経費が多く発生することになり出費も多いことが予想され、お金がたまることは難しくなります。まして、高級車や大きな家はお金が無くても、お金を借りることで容易に手に入れることができます。

お金持ちとは、具体的に多くのお金を持っている人もしくはそれ相当の資産を持っている人のことで、必ずしも高級車や豪邸がお金持ちであることがその指標ではありません。そのため、高級車にのっていなくても、豪邸に住んでいなくてもお金を多く持っていればお金持ちということになります。

また、間違えてはいけないのは年間収入が多いことがお金持ちであるとは限りません。年間収入が多くても毎年年間収入以上の支出をしていればお金持ちとは言えません。

お金持ちの方は、毎月発生する費用を最小限にし、収支をより多く確保し、お金を毎年より多く貯めている方のことを言います。

年間収入が高い人ほど格安スマホを利用している

スマホ比較のすまっぴーの調査データを元に筆者作成

実際にどういう人が格安スマホを利用しているのか調べてみたところ、年間収入が高い人ほど格安スマホを利用しているというデータを入手することができました。

スマホ比較のすまっぴーの調査データは2017年と若干古いデータではありますが、年間収入が200万円以下の方は20.54％、201万～600万円が26.15％、601万円～1,000万円が26.6％、1001万円以上が31.25％となっており、年間収入が高い人ほど格安スマホを利用している割合が高いことがわかります。

前述したとおり、年間収入が多い＝お金持ちではありませんが、年間収入が多くても、支出を最低限にすることで、収支をより多く確保していることが伺えると言えます。

格安スマホで支出を最低限にし、より多くの資金を確保している

今回調べたところ、年間収入が多い方の多くが格安スマホを利用していることがわかりました。一方で、保有金融資産額ごとに格安SIMを利用している人の割合についてのデータは見つかりませんでしたが、ここで言えるのは、格安SIMを利用することで、支出を最低限に減らし、より収支を確保しているということです。

収支をより多く確保することで、資金が手元に貯まります。また、ここでたまったお金を運用に回すことでより多くの金融資産が増えることにも繋がります。

ものの値上がりが目立つ昨今ではありますが、この機会に通信費を見直し格安SIMに乗り換えで、家計への負担を軽くしてみてはいかがでしょうか？

おすすめ格安SIM（MVNO)事業者

OCNモバイルONE

OCN モバイル ONEはNTTコミュニケーションズが提供する格安SIMです。今回ドコモのエコノミーMVNOとして月額550円（税込）の0.5GBプランを新設しました。更に、1GBプランは音声付きで770円（税込）、3GBプランは音声付き990円からとBIGLOBEモバイルのプランに比べて一回り安く利用できます。音声通話もプレフィックス番号なしで30秒あたり11円（税込）で利用できる他、かけ放題プランも月額1,430円で利用可能です。

HISモバイル

旅行大手のHISが提供している格安SIMです。HISモバイルは、低価格の料金プランでサービスを提供しており、音声通話付きのプランであれば、データ量1GBプランが590円（税込）、3GBが790円（税込）、5GBが1,190円（税込）で利用できます。同社もプレフィックス番号自動付与で専用アプリ不要で30秒あたり11円（税込）で通話できます。

NUROモバイル

NUROモバイルは、ソニー傘下のソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供している格安SIMです。携帯3社の通信網を選ぶことができます。音声通話付きでデータ量3GBが792円（税込）、5GBが990円（税込）、8GBが1,485円（税込）で利用できます。同社は専用アプリが必要ですが、30秒あたり11円（税込）で通話可能な他、5分間かけ放題オプションが月額880円（税込）で利用できます。