格安SIM(MVNO)を契約する場合、多くの事業者でクレジットカードでの支払いを必須としています。一方で、クレジットカードを持っていない、従来どおり口座振替で支払いたいと考えている方に、今回は通信料を口座振替で支払うことができる格安SIM(MVNO)事業者を紹介します。
口座振替対応事業者比較
口座振替での支払いに対応している格安SIM(MVNO)事業者を表としてまとめました。
格安SIM(MVNO)事業者 | クレジットカード | 銀行口座振替 |
---|---|---|
OCNモバイルONE | ○ | ○(※2) |
UQモバイル | ○ | ○ |
イオンモバイル | ○ | × |
IIJmio | ○ | × |
mineo | ○ | △(※1) |
エキサイトモバイル | ○ | × |
DTISIM | ○ | × |
nuroモバイル | ○ | × |
HISモバイル | ○ | × |
b-mobile | ○ | × |
LIBMO | ○ | △(※1) |
ビッグローブモバイル | ○ | △(※1) |
ワイモバイル | ○ | ○ |
楽天モバイル | ○ | ○ |
格安SIM各社の通信料金支払い方法
(※1)固定回線を利用されている方のみ口座振替可能
(※2)口座振替を希望の場合は電話にて申込時に申し出が必要
口座振替が可能な格安SIM(MVNO)
口座振替が利用可能な格安SIM(MVNO)は、UQモバイルとOCNモバイルONE、BIGLOBEモバイル(データのみ)、ワイモバイル、楽天モバイルとなります。
UQモバイル
UQモバイルは、KDDI傘下のUQコミュニケーションズが提供している格安SIM(MVNO)事業者です。これまではクレジットカードが必須でしたが、2017年9月より口座振替での支払いが可能となりました。
口座振替が可能な金融機関は都市銀行や地方銀行の他、ネット銀行、ゆうちょ銀行、信用金庫など日本国内の金融機関であればほどんど口座振替に対応しています。
口座振替の申込みは、申込書を請求し必要事項を記入後、郵送で返送する方法と、店頭で銀行カードを持参することでその場で口座振替の手続きも可能です。ただし、一部金融機関では対応できない場合もありますので、利用したい金融機関が店頭申込みができるかはUQモバイルの口座振替対応一覧表をご覧ください。
UQモバイルの詳細や申込みは以下の公式サイトもしくは記事をご覧ください。
OCNモバイルONE
NTTコミュニケーションズが提供している格安SIM(MVNO)であるOCN モバイル ONEでも口座振替による通信料の支払いが可能です。
公式サイトでは、クレジットカードの支払いを前提に説明が行われていますが、申込み後に電話窓口にて口座振替で支払いを行いたい旨を告げると口座振替による支払いが可能です。電話すると、口座振替申込書が郵送されますので、到着後必要事項を記入して返送します。
一方で、口座振替の手続きが完了を持ってSIMカードが発送されますので、クレジットカードでの申込みに比べると、開通まで2週間から4週間の時間が必要です。
NTTコミュニケーションズのOCNモバイルONEについての詳細や申込みは以下の公式サイトもしくは記事をご覧ください。
回線 | NTTドコモ |
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月額料金 | 音声通話付:550円(0.5GB)~ データ通信+SMS:990円(3GB)~ データ通信のみ:858円(3GB)~ |
最低利用期間 | 音声通話、データ通信ともに最低利用期間の定め無し |
ワイモバイル
ワイモバイルはクレジットカードの他、口座振替による支払いが可能です。オンラインでの申し込み、店頭での申込みどちらでも口座振替の手続きが可能となっています。
ただし、端末を一括払いで購入する場合やソフトバンクからの乗り換えで支払い方法を引き継がない場合、eSIMを契約する場合は口座振替ができませんので注意が必要です。
回線 | 自社回線 |
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月額料金 | シンプルS:2,178円(3GB) シンプルM:3,278円(15GB) シンプルL:4,158円(25GB) |
最低利用期間 | 最低利用期間の定め無し |
楽天モバイル
楽天モバイルでは、クレジットカードに加え、口座振替による支払いが可能です。オンラインでの申込み、店頭での申込みどちらでも口座振替の手続きが可能です。楽天モバイルの口座振替は三菱UFJファクター株式会社の「ネット口座振替受付サービス」を利用しています。
口座振替が可能な金融機関については、三菱UFJファクター株式会社のホームページをご覧ください。