格安SIM(MVNO)では、音声通話が利用できますが、料金や初期費用、解約手数料が異なります。今回は、音声通話付きSIMを検討されている方に、音声通話対応SIMの利用料金と初期費用、解約手数料を比較しました。
音声通話SIMの最低利用料金比較
格安SIM(MVNO)事業者 | 最安値料金 | 携帯通信回線事業者 |
---|---|---|
OCNモバイルONE | 550円(0.5GB) | NTTドコモ |
UQモバイル | 1,628円(3GB) | KDDI |
イオンモバイル | 730円(0.5GB) | NTTドコモ/KDDI/ソフトバンク |
IIJmio | 850円(2GB) | NTTドコモ/KDDI |
mineo | 1,298円(1GB) | NTTドコモ/KDDI/ソフトバンク |
エキサイトモバイル | 880円(Fitプラン) | NTTドコモ/KDDI/ソフトバンク |
DTISIM | 1,320円(1GB) | NTTドコモ |
nuroモバイル | 792円(3GB) | NTTドコモ/KDDI/ソフトバンク |
HISモバイル | 590円(1GB) | NTTドコモ/ソフトバンク |
b-mobile | 1,089円(1GB) | NTTドコモ/ソフトバンク |
LIBMO | 980円(3GB) | NTTドコモ |
ビッグローブモバイル | 1,078円(1GB) | NTTドコモ/KDDI |
ワイモバイル | 2,178円(3GB) | 自社回線/ソフトバンク |
楽天モバイル | 0円(0GB~1GB) | 自社回線/KDDI |
格安SIM(MVNO)各社の音声通話料金一覧(税込)
格安SIM(MVNO)事業者の音声通話料金と利用している回線事業者の一覧です。上記料金は最安値料金ですが、目安はデータ量1GB~3GBとなります。音声通話付きで1GBまでであればHISモバイルの格安ステッププランで月額590円、3GBまでであれば月額792円で利用可能なnuroモバイルとなります。
データ量毎の通信料金については、別記事にて紹介していますのでそちらをあわせてご覧ください。
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また、携帯回線も複数の事業者が利用できるSIMもありますので、幅広いエリアで使いたい場合は、複数事業者に対応したSIMを選ぶのも良いでしょう。
音声通話料金比較
格安SIM(MVNO)事業者 | 通常音声通話料金 | 専用アプリSIM通話料金 |
---|---|---|
OCNモバイルONE | 11円/30秒(オートプレフィックス) | 11円/30秒(OCNでんわ) |
UQモバイル | 22円/30秒 | 提供無し |
イオンモバイル | 11円/30秒(オートプレフィックス) | 11円/30秒(イオンでんわ) |
IIJmio | 11円/30秒(オートプレフィックス) | 11円/30秒(みおふぉんダイアル) |
mineo | 22円/30秒 | 11円/30秒(mineoでんわ) |
エキサイトモバイル | 22円/30秒 | 11円/30秒(エキモバでんわ) |
DTISIM | 22円/30秒 | 11円/30秒(おとくコール) |
nuroモバイル | 11円/30秒(オートプレフィックス) | 11円/30秒(nuroモバイルでんわ) |
HISモバイル | 11円/30秒(オートプレフィックス) | 11円/30秒(HIS電話アプリ) |
b-mobile | 22円/30秒 | 11円/30秒(b-mobileアプリ) |
LIBMO | 22円/30秒 | 提供なし |
ビッグローブモバイル | 22円/30秒 | 9円/30秒(BIGLOBEでんわ) |
ワイモバイル | 22円/30秒 | 提供無し |
楽天モバイル | 22円/30秒 | 0円(Rakuten Link) |
格安SIM(MVNO)各社の音声通話料金一覧(税込)
音声通話料金についは、通常の音声通話料金であれば30秒あたり22円で通話が可能です。一方で、格安SIM(MVNO)事業者独自で、専用アプリを提供しており、通話料金が安くなります。多くの事業者では半額となります。近年ではオートプレフィックスに対応した格安SIM(MVNO)事業者が増えており、専用アプリを使わなくても標準のアプリのみで半額の通話料金で利用も可能となっています。NTTコミュニケーションズのOCN モバイル ONEでは、標準の電話機能のみで30秒あたり11円で通話可能です。
回線 | NTTドコモ |
---|---|
月額料金 | 音声通話付:550円(0.5GB)~ データ通信+SMS:990円(3GB)~ データ通信のみ:858円(3GB)~ |
最低利用期間 | 音声通話、データ通信ともに最低利用期間の定め無し |
また、楽天モバイルでは専用の「Rakuten Link」を利用することで、国内宛の固定電話や携帯電話宛の通話料金が無料で利用できるほか、国内宛のSMSの送信も無料となっています。
専用アプリを利用した音声通話料金やサービスの詳細比較については、以下の記事でも詳しく紹介していますのであわせて御覧ください。
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契約初期費用比較
格安SIM(MVNO)事業者 | 契約初期費用 | SIM発行手数料 |
---|---|---|
OCNモバイルONE | 3,300円 | 433円 |
UQモバイル | 3,300円 | – |
イオンモバイル | 3,300円 | – |
IIJmio | 3,300円 | 433円 |
mineo | 3,300円 | 440円 |
エキサイトモバイル | 3,300円 | 433円 |
DTISIM | 3,300円 | 433円 |
nuroモバイル | 3,300円 | 440円 |
HISモバイル | 3,300円 | – |
b-mobile | 3,300円 | – |
LIBMO | 3,300円 | – |
ビッグローブモバイル | 3,300円 | 433円 |
ワイモバイル | 3,300円(オンラインストアでは0円) | – |
楽天モバイル | 0円 | – |
格安SIM(MVNO)各社の契約初期費用一覧(税込)
契約初期費用については、どの格安SIM(MVNO)事業者においても3,300円(税込)徴収しています。事業者毎に別途SIMカード発行手数料を徴収している場合があります。多少の値段の違いはありますが、どの事業者においても値段は同様です。イオンモバイルとUQモバイル、HISモバイルはSIM発行手数料を徴収していませんので、初期費用のみの負担で利用開始できます。
また、ワイモバイルではワイモバイルオンラインストアで手続きすると、初期費用3,300円が0円となります。楽天モバイルでは初期費用は徴収しておらず0円で気軽に始めることができます。
解約手数料比較
格安SIM(MVNO)事業者 | 契約期間 | 解約手数料 |
---|---|---|
OCNモバイルONE | 期間の定めなし | 解約金なし |
UQモバイル | 期間の定めなし | 解約金なし |
イオンモバイル | 期間の定めなし | 解約金なし |
IIJmio | 1年間 | 1,100円~13,200円(期間に応じて変動) |
mineo | 期間の定めなし | 解約金なし |
エキサイトモバイル | 1年間 | 10,780円 |
DTISIM | 1年間 | 10,780円 |
nuroモバイル | 1年間 | 1,100円~13,200円(期間に応じて変動) |
HISモバイル | 期間の定めなし | 解約金なし |
b-mobile | 期間の定めなし | 解約金なし |
LIBMO | 1年間 | 10,450円 |
ビッグローブモバイル | 1年間 | 1,100円(2019年9月以前は8,800円) |
ワイモバイル | 期間の定めなし(旧プラン:2年間) | 解約金なし(旧プラン:10,450円) |
楽天モバイル | 期間の定めなし | 解約金なし |
格安SIM(MVNO)各社の解約手数料一覧(税込)
音声通話SIMの場合、契約期間の定めと解約手数料が発生する場合がありますので注意が必要です。多くは1年間の契約期間を定めており、期間に応じて解約手数料が変動する事業者も存在します。
一方で、OCN モバイル ONE、UQモバイルやイオンモバイル、mineo、HISモバイルでは期間の定めはなく、解約手数料も発生しません。はじめてで少し不安がある場合は、解約手数料が無い格安SIMを利用するのも良いでしょう。