格安SIM(MVNO)では、データ量毎に料金プランが決められています。その中でも一番なデータ量が多いプランである30GBの料金プランは動画などをよく利用する方におすすめできるプランです。今回は、格安SIM(MVNO)事業者各社のデータ量30GBの料金を比較します。
データ量30GBはどれくらい使えるか?
データ量30GBは、データ量の中でも一番多いプランです。自宅などの固定回線が無い方や、動画をよく視聴される方、アップロードされる方に、速度制限を気にすること無く安心して利用できるプランであると言えます。
一般的なニュースサイト1ページ閲覧する場合に消費するデータ量は約300KBで、30BGの契約で閲覧できるページ数としては135,000ページ程度となります。
ニュースサイトなど文字を中心とした閲覧用途であれば有り余るデータ量でありますが、動画を視聴もしくは投稿される場合は、データ消費量は大きいものとなります。閲覧用途であれば、標準的なモバイルの画質である480pの動画であれば約50~60時間閲覧できます。
LINEの音声通話機能であれば、30GBで1350時間、ビデオ通話機能であれば90時間程度利用できます。
データSIMの30GBの利用料金比較
格安SIM(MVNO)事業者 | 音声通話付き基本料金 | データ+SMS基本料金 | データ通信基本料金 |
---|---|---|---|
OCNモバイルONE | 提供無し | 提供無し | 提供無し |
UQモバイル | 提供無し | 提供無し | 提供無し |
イオンモバイル | 3,058円 | 2,992円 | 2,838円 |
IIJmio | 提供無し | 提供無し | 提供無し |
mineo | 提供無し | 提供無し | 提供無し |
エキサイトモバイル(※1) | 4,400円 | 4,367円 | 4,290円 |
DTISIM | 提供無し | 提供無し | 提供無し |
nuroモバイル | 提供無し | 提供無し | 提供無し |
HISモバイル | 6,567円 | 5,929円 | 5,775円 |
b-mobile | 提供無し | 提供無し | 提供無し |
LIBMO | 2,728円 | 提供無し | 2,728円 |
ビッグローブモバイル | 8,195円 | 7,557円 | 7,425円 |
ワイモバイル | 提供無し | 提供無し | 提供無し |
楽天モバイル | 3,278円(20GB以上) | 提供無し | 提供無し |
格安SIM(MVNO)各社のデータ量30GB料金一覧(税込)
※1:Flat(フラット)プラン(定額プラン)の料金
データ量30GBのプランを見ると、30GBを提供している格安SIM事業者は少ないですが、料金の中で一番安いのは東海コミュニケーションズのLIBMOが2,728円(税込)で利用できます。続いて、イオンモバイルが音声通話込で月額3,058円、データ専用で2,838円で利用可能です。
また、毎月のデータ量に変動がある場合は楽天モバイルが使いやすいと言えます。データ量20GB以上の利用で3,278円(税込)で利用できます。楽天モバイルは段階性の料金プランを採用しており、毎月のデータ量に応じて基本料金が変わります。20GB以上使うと3,278円となりそれ以上の料金が上がることはありません。
データ量30GBは楽天モバイルがおすすめ
データ量30GBは、楽天モバイルが料金面とサービス面を総合的に判断するとおすすめであると言えます。音声通話付きで利用データ量20GB以上であればいくら利用しても月額3,278円(税込)で利用できます。
さらに、音声通話が多い方にも嬉しいサービスとして、専用アプリである「Rakuten Link」を利用することで、国内の固定電話と携帯電話宛の通話料金が0円となるほか、国内宛のSMSの送信料も0円で利用できます。
また、楽天モバイルのは契約時の初期費用が無料で有ることに加え、万が一解約する際も、解約手数料は発生しませんので、初めての方でも安心して利用できると言えます。